長野県峰の原高原ペンションきのこ宿泊記

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コロナ禍前の2018年9月末のこと。長野県須坂市峰の原にあるペンションきのこに、お誘いいただき泊まってきました。こちらのペンションはきのこ愛好家が集うペンション。一年を通じて自然観察を楽しめ、春は山菜、たけのこ、秋は天然のきのこ料理を堪能できるそうです。こちらで念願の天然きのこをいただくことができました。

ペンションからすぐ近くの峰の原高原

ペンションきのこの客室

長野新幹線で上田駅まで行き、そこからタクシーでペンションきのこへ。山の中にある木造の建物は、山小屋らしいつくりでした。チェックイン後部屋へ。

ツインの客室

部屋はとてもシンプルなつくり。過ごしやすく、至るところにキノコモチーフやきのこの絵が飾られていました。

部屋の至るところにきのこのインテリア

はっきりと特徴のあるきのこの絵が種類ごとに描かれ、部屋の壁に掛けられていました。

きのこのランプ
なんとドアの取っ手まできのこ

ペンションきのこの夕食ー天然きのこ鍋の宴

夕飯は食堂で宿泊している他の方とともにいただきます。泊まった日の料理はきのこ鍋でした。

きのこ鍋の材料

テーブルの上にどっさりと天然キノコを用意していただいていました。タマゴタケ、イグチ、ツバフウセン、チチタケ、シロヌメリイグチなど初めて食べる種類のきのこばかり。

大きなタマゴタケを見せていただきました

席ごとに卓上コンロと鍋が用意してあり、自分たちで煮るスタイルでした。先ずは干した川魚で出汁を取り、その中にきのこと野菜を入れていきます。

大量の天然キノコを鍋に投入

ベースの味付けは味噌味でした。そこにタマゴタケをはじめきのこと野菜、肉を入れていきます。

きのこが生煮えにならないように、1回鍋の具を全部食べてから次の具を煮た方がいいと奥様に教えていただきました。

念願のタマゴタケの味は

一度は食べてみたいと思っていたタマゴタケ。念願叶い食べてみた味の印象は「柔らかい」でした。イメージしていたのよりもずっと食感が柔らかく、ふわりと溶けるよう。旨味も優しく、あまり個性を感じない味でした。タマゴタケに比べると、普段食べ慣れているしいたけやしめじは味の主張が強いように思います。

鍋の具を食べては投入し、食べ、鍋の汁にきのこの旨味が染み出し、汁が旨味のるつぼになりました。残念ながら種類ごとの味の違いは、はっきりとはわかりませんでしたが、体の芯から温まりました。

おこげと〆のうどん

〆にいただいたおこげに鍋の汁を入れて食べ、うどんもいただきました。きのこと野菜中心で脂質、カロリーが低めではありますが満腹です。

翌朝の朝食

ペンションきのこは1泊2食付きで朝食も食堂でいただきました。この時の朝食は焼き魚、目玉焼き、ご飯、きのこ、山菜の和食。美味しくいただきました。

泊まってみて

食べたことのない天然きのこを味わうことができて嬉しかったです。夏休み中にはきのこ観察会を催されているようですので、ぜひ観察会とともに再訪したいです。

ペンションきのこの施設情報

住所 長野県須坂市峰の原3153-572

電話番号 0268-74-2350

メールアドレス bori@ued.janis.or.jp

ウェブサイト http://www.ued.janis.or.jp/~bori/

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