【マレーシア】食虫植物の自生地で本場のウツボカズラ飯を食べた話②

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本場のウツボカズラ飯の取材をしにボルネオ島サラワク州クチンへ。バウ地区のシニアワンの夜市でウツボカズラ飯が売店で販売されていることが確認できました。次なる場所を旅行会社InsarTourさんにガイドして貰い、クチンより50km西に離れたインドネシア国境付近のセリキンへ。

セリキンの週末バザールではウツボカズラ飯は見つからず。セリキン近くのデュヨ(Duyoh)村のファーマーズマーケットの露店にもあるとの話を聞き、向かいました。

シニアワン夜市で出会ったウツボカズラ飯の話です

デュヨ(Duyoh)村のファーマーズマーケット

この辺りは農業地域で農産物の市場が土日に催されるとのこと。

車道を挟んで両サイドに設営された屋根付きの市場は十メートルほど続き。各店が色とりどりの野菜や果物、加工品などの農産物を並べていました。

大量に陳列されたウツボカズラ飯と捕虫袋

まずは端から見ていくことに。1店舗目で、ウツボカズラ飯に遭遇し、大歓喜!1メートル弱ほどの幅があるプラスチックのケースに大量のウツボカズラ飯が並べられていました。

捕虫袋の大きさは握り拳ほどで、シニアワンのウツボカズラ飯よりやや大きいです。赤とグリーンのネペンテス・アンプラリアが使われていました。シニアワンと同様に襟の部分はカットされ、口が大きく開いています。

綺麗に並べられている

具にピーナッツが入っているのも、シニアワンのウツボカズラ飯と一緒でした。

お店の人が丁寧に並べ直していた

お店の女性がウツボカズラ飯を何度も綺麗に並べ直していました。

大量のウツボカズラ飯を見ると稲荷寿司のようにも見えてきます。

隣の店にもウツボカズラ飯

シニアワンではウツボカズラ飯を販売していたのは1店舗のみでした。

この場所でも、ウツボカズラ飯を売っている店は少ないのではと勝手に思っていました。それが、隣の店舗にもウツボカズラ飯。バナナの葉に包まれたレマンとともに陳列されていました。

手づくりキット?ウツボカズラ飯とともに捕虫袋と米

しかも、ウツボカズラ飯とともに手作りキットのように、アンプラリアの捕虫袋と米も一緒に販売されていました。立派な捕虫袋がたくさん。ここのビダユの人が山から採集しているとのこと。竹筒料理用の竹も売られていました。このキットで作ってみたいものです。

大きな捕虫袋。これで自分でも作れる模様
紫米、1kgRM15(470円相当)で販売

多くの店にあるウツボカズラ飯

各店舗を回ってみたところ、ここの市場では6店舗ものお店でウツボカズラ飯を扱っていることがわかりました。ここの市場での目玉商品なのかもしれません。