
なぜ人は“食虫植物”でご飯を炊くのか。
幻の「ウツボカズラ飯」を追いかけて、17年。
試作と現地取材を重ね、
食虫植物と食文化を描いた紀行エッセイがようやく形になりました。
マレーシア・ボルネオで出会った食虫植物のウツボカズラ
試作、現地の屋台、市場まで。
ひとつの伝統料理をめぐる旅は、
いつのまにか自分自身の「境界」を見つめる旅にもなっていました。
タイトル『ウツボカズラ飯紀行〜食虫植物と食文化をめぐる冒険〜』
A5判/50頁/フルカラー口絵つき
内容紹介
目次
- 序章
- ウツボカズラ飯とは
- ウツボカズラという植物について
- ウツボカズラ飯を調べる
- ウツボカズラ飯試作の日々
- 実際にウツボカズラ飯をつくってみる
- 本当にこれでいい? 手探りでつくるウツボカズラ飯
- ウツボカズラ飯の思わぬ反響
- 第一回ウツボカズラ飯調査
- 野草料理としてつくるウツボカズラ飯
- ウツボカズラの消化液で乾杯
- ウツボカズラそのものの味
- 奇食の宴にて消化液の争奪
- 日本で一番ウツボカズラ飯をつくる女
- ウツボカズラ飯の失敗
- 火の通し方の難しさ
- 洗い残しの虫問題
- 味付けの問題
- 安定しない
- 海外食虫植物専門書のレシピを発見
- ウツボカズラ飯で新たなレシピ考案
- ウツボカズラを器にした創作料理
- 本場のウツボカズラ飯を求めて再びボルネオへ
- 本場のウツボカズラ飯を食べる
- 国境近くの野菜市場のウツボカズラ飯
- ドゥヨ(Duyoh)村のファーマーズマーケット
- ドゥヨ村のウツボカズラ飯の試食体験
- 蒸すのか煮るのかの謎
- ウツボカズラ飯を通じて見えた世界
- 珍しいものは「外側」ではなく
- 捕虫袋を「器」にする発想の素晴らしさ
- ウツボカズラ飯を追いかけて
- 終章
本文より抜粋
食虫植物への愛情とウツボカズラ飯に心惹かれる感覚は違う方向に伸びているのだろう。食虫植物を神格化する一方で、それとは別にウツボカズラ飯という文化、食虫植物と人とが交わる地点に惹かれていた。食べるという行為は愛情とは共存しにくい。食べる行為はある種の破壊行為でもあるからだ。
ウツボカズラ飯紀行ギャラリー







著者紹介

木谷美咲(きやみさき)
1978年生まれ。東京都出身。湿地と森を彷徨う文筆家。
これまでに多くのメディアで植物の魅力について発信する。
『官能植物』(NHK出版)『食虫植物のわな』(偕成社)他著書13冊。
植物旅×文学×アート探求
購入・イベント情報
■ 初売り:虫フェス(11/16)終了
■ 文学フリマ東京41(11/23)終了
■ 通販:BOOTH(12/8開始)
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A5判/本文50ページ/カラー口絵付/1,000円(税込)
