大寒卵とは
今年は思い立って、大寒卵を購入してみました。大寒卵とは、二十四節気の大寒(だいかん)の初日に生まれた卵を指します。今年は1月20日が大寒初日ですので、その日に生まれた卵です。
大寒は一年で最も寒い日と言われ、今年も大寒の時期に10年に一度の寒波が到来します。この時期に生まれた卵は栄養価が高く、食べると縁起がいいと言われているそうです。栄養のつく卵を食べ、無病息災、健康、金運を祈願してきたのでしょう。
同じ二十四節気の冬至に、南瓜や蜜柑など「ん」がつく食べ物を食べると良いとされているのに近いです。体の温まる食材で栄養をつけて、酷しい冬を乗り越える生活の知恵かもしれません。
意外にも人気の大寒卵
ネットでいざ大寒卵を取り寄せようと、取り扱っている養鶏場のホームページを調べました。すると、多くのところが予約で完売に。大寒卵は周知されていて、多くの人が予約購入しているようでした。
山口県出雲ファームの大寒卵を取り寄せました。1月21日に到着した大寒卵。恭しい気持ちで外箱を開けると、大寒卵の帯が巻かれたパックが姿を顕しました。縁起がいいものを食べると思っているからか、気分が良く。この気持ちの変化こそが大切なのでしょう。
大寒卵で作る麻薬卵
取り寄せの大寒卵はロット数が大きく、3パック入りでした。1パック10個入りで、30個。普段、卵をそんなにまとめて買うことはありません。色々な調理法が浮かびましたが、折角たくさんあるのだから、今まで作っていないものを作ろうと考えました。
それは、SNSで話題になっていた麻薬卵です。
麻薬卵とは
半熟のゆで卵を醤油ベースのタレに漬け込んだもので、麻薬のように病みつきになることからその名がついたようです。元々は韓国料理がベースになっている模様。TikTokやYouTubeで紹介され、SNSで拡散され、目にはしていました。今回は、縁起物の大寒卵で麻薬卵を作ってみます。
麻薬卵の作り方
材料
- 卵6個
- 醤油100cc
- 水100cc
- ごま油大1
- 砂糖50g
- おろしニンニク小1
- 玉ねぎ1/2個
作り方
①生卵を常温に20分ほど置く
②卵を茹でる用の鍋に水を張り、卵が割れるのを防ぐために酢を少し入れる。
③沸騰したら、おたまを使って卵をそっと入れて6分半茹でる。
④茹でている間にタレの準備をする。玉ねぎをみじん切りにし、醤油100cc、水100cc、ごま油、砂糖、おろしニンニクと合わせる。
⑤茹でた卵を冷水で急速冷却し、殻を剥く。剥いた卵を④のタレにタッパやジップロック等で漬ける。
⑥一晩漬けて完成
簡単で美味しい麻薬卵
麻薬卵、一晩でしっかり漬かりました。長ネギ、白ゴマ、輪切り唐辛子を咥えるレシピが多かったのですが、なかったので割愛。十分に美味しくできましたが、あるバージョンで再トライしてみたいです。ご飯のお供に合いますし、麺料理にのせても合います。
美味しく無病息災、健康運、金運アップを願って。