【絶景】ネモフィラが咲く国営ひたち海浜公園

旅する

淡い青色が美しいネモフィラの花。

ネモフィラの花は4月に見頃を迎えます。

忘れられないのが、茨城県の国営ひたち海浜公園のネモフィラ。530万株ものネモフィラが季節に一斉に咲き、地面も空も一体となって青く染まる様子はあまりにも幻想的。死ぬまでに何度でも見たい佳景です。

ネモフィラを見られる場所

ネモフィラがあるのは、ひたち海浜公園内北西のみはらしエリアにある「みはらしの丘」です。

丘は小高くなっているため、みはらしエリアに向かって歩いていけば、遠目からでも場所がわかります。また、ネモフィラの時期には、目当てで行く方が大勢いるので、人の流れる方向で、すぐに見つけられるでしょう。

みはらしの丘への行き方

国営ひたち海浜公園内は開園面積215ヘクタールと広いです。公園への入り口は、西口、中央ゲート、南口、海浜口とあり、園内は各エリア(みはらしエリア・樹林エリア・草原エリア・砂丘エリア・西口エリア・南口エリア・プレジャーガーデンエリア)に分かれています。

勝田駅から路線バス(臨時の直通バス)でいく場合は西口、阿字ヶ浦駅からシャトルバスでいく場合は海浜口に着きます。海浜口からの方がやや近く、歩いて10分はかかりません。西口から入る場合は、徒歩10分〜15分程で辿り着きます。

見晴らしの丘を登っていくと、眼下に広大なネモフィラ畑が広がり、見上げた時とまた違う景色が楽しめました。

菜の花に映えるネモフィラ

ネモフィラ畑の横には菜の花畑が広がり、青と黄色のコントラストを楽しめます。

2022年ネモフィラの見頃

国営ひたち海浜公園の開花予想によると、今年の見頃は4月22日頃だそうです。

2022年のネモフィラ開花予想(国営ひたち海浜公園公式サイト)

4月14日頃に7分咲き。見頃のピークは1週間〜10日間だそうですが、少し早めの天気が良い日がおすすめです。ぜひ青空とネモフィラの花の青の一体感を味わってみてください。

フードやグッズで、ネモフィラをとことん楽しむ

園内にはレストハウス、カフェの他に多くの出店があり、食事ができます。

ネモフィラソフトやネモフィラ栽培キット

おすすめは、この時期限定のネモフィラにちなんだフードです。

みはらしの丘は広く、すぐ近くに木製のテーブルべンチの休憩所があるため、食事をしながらネモフィラを鑑賞することができます。

この他、ネモフィラのオブジェと写真撮影できるコーナーがあります。ショップではネモフィラにちなんだグッズが販売され、ネモフィラの種もありました。種は母へのお土産に買いました。今年母がプランターに植えて、ちょうど花が咲いています。

実際に行ってみた感想

2021年4月20日に初めて行きました。ちょうど見頃の時期でネモフィラが美しく咲き、見渡す限りの青に感動しました。海の青さとまた違う青で、空と地面が一体となって溶け合う様は圧巻でした。

ネモフィラは、ほぼ他の草が混じっておらず、これだけの広さの土地をよく管理されていると驚きます。丹念に手入れをされていることが伺えました。

実家が近く、この近辺にはよく行っていましたが、ひたち海浜公園にはそれまで行ったことがありません。早く行けば良かったと思うほどの美しさでした。

サイクリングで園内をもっと楽しむ

園内では、ネモフィラだけではなく、チューリップを始め季節の花が美しく咲いています。広大な園内を見て回るのには、自転車で回るのがおすすめです。園内にはレンタルサイクルがあり、全長11kmもの専用のサイクリングコースを園内とひたちの海を見ながら気持ちよく走れます。

レンタルサイクルを借りられる場所

以下の4箇所で借りることができます。

・西口サイクルセンター

・中央サイクルセンター

・海浜口サイクルセンター

・南口サイクルセンター

南口サイクルセンターのみ土日祝日のみの営業です。

料金は、3時間で大人450円、小人250円、電動アシスト750円。30分毎に追加料金が大人70円、小人30円、電動140円とかかります。

実際に回ってみて、時間内に2周することができました。

途中にアップダウンがありますので、個人的には電動アシストがおすすめです。二人乗りもありますので、試したい方はぜひ。二人乗りの方も見かけました。

あわせて行きたい。ひたち海浜公園周辺のおすすめの観光地

那珂湊おさかな市場

地元の人にも人気なのは、なんといっても「那珂湊港おさかな市場」です。阿字ヶ浦からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り、那珂湊駅で降り、徒歩15分程の場所にあります。

GWなどの大型連休や土日祝日は渋滞していることが多いので、電車で行くのがおすすめです。

魚市場と市場直営の食堂が並び、市場の店頭では、殻付き牡蠣(真牡蠣、岩牡蠣)を剥いてもらって食べることができます。

食堂で一番のおすすめは、おさかな市場入ってすぐの場所にある、回転寿司の「市場寿し」です。ヤマサ水産直営のお寿司屋さんで、ネタは新鮮で、大きいです。

那珂湊港にはいつも釣り人がいて、釣りも楽しめます。

那珂湊おさかな市場公式サイト

アクアワールド茨城県大洗水族館

超大型水槽が記憶に残っている、また行きたい場所です。

那珂湊駅もしくは大洗駅からバスで行けます。

アクアワールド茨城県大洗水族館ホームページ

営業時間9:00〜17:00(最終入館16:00)曜日による定休日はなし

国営ひたち海浜公園へのアクセス

電車・バスでのアクセス

公共交通機関を利用したアクセスは以下の方法があります。

①JR常磐線勝田駅下車、東口2番乗り場から、路線バスもしくは臨時直行バスで海浜公園西口まで(所用時間15分)

②勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え、阿字ヶ浦駅下車。無料シャトルバスで海浜口まで

③高速バスで東京駅八重洲南口から海浜公園西口まで

ひたちなか海浜鉄道湊線は1両編成のレトロな電車で大変情緒があります。が、本数が少ないのでご注意ください。勝田駅のバス乗り場周辺では、ひたち海浜公園の入場券と一緒になったお得なバスチケットが販売されています。

車でのアクセス

東京・宇都宮方面は、北関東自動車道〜常陸那珂有料道路を走り、ひたち海浜公園ICを降りてすぐです。

施設情報

国営ひたち海浜公園

住所 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4

電話番号 029-265-9001

開園時間 9:30〜17:00(季節により変動)

休園日 火曜日(4月、5月、8月、10月は毎日開園)

料金 大人450円 高校生以上290円 65歳以上210円 中学生以下無料 4/16〜5/5までは250円のプラス料金(中学生以下無料)

国営ひたち海浜公園公式サイト