河津桜を見に河津へ。久住昌之さん原作のドラマ「孤独のグルメ」でも紹介されたわさび丼で有名な「かどや」でお昼を食べるべく、河津七滝まで足を伸ばすことにしました。
河津駅から河津七滝までの9kmを歩いてみる
河津駅から河津七滝まではおよそ9km。歩けない距離ではありません。と思い、河津桜を眺めつつ、河津七滝方面へと歩き出しました。
しかし、桜並木が終わり車道沿いを歩き続けているうちに後悔の念が湧いてきました。
あまりにも寒い
寒過ぎて、手の指先が腫れてきています。なんだ、これ。急性の霜焼けでしょうか。冷え過ぎて頭が朦朧とします。帽子を被れば良かった。
後悔を胸に抱いてとにかく前へと歩みを進めました。時間が経ち、結構歩いたと思いきや、河津七滝まであと5.5kmの看板を見て絶望。そんな時にセブンイレブンの看板が見え、これ幸いと。こういう時のコンビニの心強いこと。
肉まんと温かいお茶を買いました。肉まんのほの暖かさが芯から冷えた体に染みます。
車道脇にしばらく歩道がありましたが、途中からなくなり、歩きにくい道に。交通量も多く、スピードを出している車もあり、命の危険を感じたので、わさび処市山を過ぎたあたりで歩行者用の脇道に逸れました。もっと歩道が整備されていたらいいのに。
河津七滝ループ橋手前の山道
脇道は車両進入できない道で歩きやすいです。河津七滝ループ橋手前の山道は景色もよく、日に当たりながら歩いているうちに暖かくなってきました。
行く道すがらの河津桜が美しい
途中で河津桜も見られました。景色を眺めつつ歩き時間を確認すると、わさび園のランチの時間が終わってしまいそうなので小走りに行くことにしました。
わさび園「かどや」に到着
途中、急峻な坂を越えて、わさび園「かどや」に辿り着きました。河津駅からここまでの所用時間はおよそ2時間ほど。
店内は超満員。「孤独のグルメ」の影響もあるのでしょう。「孤独のグルメ」のシーズン3セッション3に登場し、主人公の井の頭五郎が食べる様子が実に美味しそうでした。ちなみに作中ではおかわりしていましたが、おかわりはできません。
他メディアの取材も多いらしく、店頭に多くのサイン色紙が飾られていました。時間帯はコアタイムを外しているにもかかわらず、なんと20組以上が待っていました。
この時はコロナ対策で店内は換気がされ、冷たい外の風が吹き込み寒かったです。
わさび園かどやのわさび丼と対面
到着してから1時間半ほどが立ち、ようやく順番が回ってきました。
わさび丼(650円)を注文しました。先に、わさびを貰います。わさび丼が来るまでにわさびを自分で擦っておくようです。丸く擦ってくださいねと言われました。
そして、程なくしてわさび丼。ご飯の上にかつおぶしが敷き詰められています。付け合わせに、わさび漬け、わさび三杯酢、わさび味噌、わさびのり。わさびにかからないように周りに醤油を垂らしてくださいねとお店の方。
わさびの香りがよく美味しいです。良いわさび。このわさびでお刺身や肉を食べたいです。脂身の多い肉や魚をわさびと塩で食べるのが好きです。鰻、アナゴの白焼きにもあいそう。
はじめてわさび丼を食べてみて
鮮烈な香りのわさびがかつおぶしの香りと相まって美味しいです。旨味と辛味と爽やかな香りで、ご飯が進みました。しかし、待ちくたびれてしまいました。とても美味しいですが、この待ち時間を待つのは私は辛かったです。
河津駅から徒歩で河津七滝に行ったことの雑感
反省点として、この時期に河津七滝へ徒歩で行くのは辛かったです。防寒対策をしっかりするか、暖かい時期に行くのが良さそうです。もしくはバスか車で行き、河津七滝をゆっくり探索した方が良いのではと思いました。今度行く機会があればバスで行き、滝の探索に時間をかけたいです。五郎さんもバスで向かっていましたし。徒歩で行くのはおすすめしません。バスで駅から30分程です。
あまりの寒さに水に近寄るのが嫌になり、食べてすぐに河津七滝からバスで駅に戻りました。
結果:河津七滝まで行って滝を見ない
店舗情報
わさび丼「かどや」
営業時間 9:00〜17:00(食堂 9:30〜14:00売切次第終了)
定休日 水曜日
住所 静岡県賀茂郡河津町梨本371-1
TEL 0558-35-7290
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