マリアウベイスン・スタディセンター(MBSC)
管理事務所で入山手続きを済ませて、登山前の宿となるマリアウベイスン・スタディーセンター(MBSC)へ。ここから登山装備だけで入山し、中の山小屋ネペンテスキャンプに宿泊、下山してまたここMBSCに戻ってくる予定です。
スタディーセンターはゲートから22kmの場所に位置します。ミニシアター、図書室、食堂、宿泊施設を包括した巨大な施設。迷子になりそうなほど広大です。
宿泊施設はVIP、デラックス、レストハウス、ホステルとランクがあります。私たちは食堂近くのレストハウスに宿泊しました。
施設全体が伝統的な高床式の木造建築物で、建物内は薄暗いです。
オフィス棟入口のカウンターでチェックイン手続きです。
カウンター付近に売店があり、マリアウ盆地に関するお土産品やヒル避けソックスが販売されています。ここでウツボカズラのポストカードとヒルソックスを購入しました。
チェックイン後は夕食まで各自レストハウスの部屋に。
庭を彷徨う巨大な野生のイノシシ
レストハウスはオフィス棟に隣接していて階段で繋がっています。
途中、半野良のイノシシが階下を彷徨いていました。
「人に慣れているので穏やかですよ」と安間先生。
とはいえ数百キロはあろうかと思う巨体。恐怖を感じます。
スタディセンター(MBSC)レストハウスの中
レストハウスはツインルームで構成されています。
天井に大きなファンがあります。エアコンはなし(VIPとデラックスルームにはあるようです)
窓には網戸が付いていますがガラスはなし。
外を見ると軒下にコウモリがぶら下がっていました。
バスルームはトイレ付きのユニットバスで、マレーシア式でトイレにはシャワーが付いています。マレーシアではトイレットペーパーのない場所もありますが、ここはトイレットペーパーもあり。
この他に大きな鏡台、アメニティーがあり、快適でした。
消灯は11時
施設の電力供給が11時までで朝の7時まで電力が使えません。
部屋の灯りも使えないので、トイレに行きたい時はヘッドライトを使います。が、普通に寝ていました。
スタディセンター(MBSC)食堂での夕食
19時。夕食を取るためにスタディーセンター内にある食堂へ。
食堂は広く、ダイニングテーブルが並び、テラス席もあり、余裕をもって座れます。私たちの他にも宿泊者が食事を取っていました。
料理はセルフサービスのビュッフェスタイル。野菜炒めや厚揚げを煮た物、スチームライス、果物などがありました。マレーシアの家庭料理らしくスパイシーで美味しかったです。