成田空港→クアラルンプール経由コタキナバル空港へ
ボルネオを旅行したのは2018年の5月28日から6月4日までの8日間です。
成田空港からマレーシア航空に乗り、クアラルンプールで国内線に乗り換えてコタキナバルに行きます。空港へは成田エクスプレスを使いました。
マリアウベイスン旅の日程
5月28日 成田空港発 MH89便→クアラルンプール着 クアラルンプール発MH2638便→コタキナバル着シャングリラ泊
29日 コタキナバル→マリアウベイスン スタディーセンター泊
30日 スタディーセンター→アガチスキャンプ→ネペンテスキャンプ ネペンテスキャンプ泊
31日 ヴィーチ群生地探索 ネペンテスキャンプ泊
6月1日 ネペンテスキャンプ→アガチスキャンプ→スタディーセンター泊
2日 展望台 マリアウベイスン→ケニンガウ→タンブナン セブンロッジ泊
3日 タンブナン→グヌンアラブ周辺、パフィオ、コリバス、ウツボカズラ観察→コタキナバル
コタキナバル発MH2631便→クアラルンプール クアラルンプール発MH88便→成田空港着
成田空港の国際線ターミナルで参加メンバーと合流
参加メンバーは7人に、ツアーリーダーの橋場さん、講師の安間先生が加わり9人。出発時刻が早いこともあり、地方から来た人は前泊したようでした。全員がスーツケースに登山用のザックのいでたちです。
国内線への乗り換え時間も含めて所要時間11時間半。座席はエコノミークラス。長めのフライトなので、ネックピローを持って行ったところ快適に過ごせました。フライト中は登山靴からスリッパに履き替え。特に目立った機体の揺れもなく、音楽を聴きながら過ごし、スムーズに定刻通りにクアラルンプールに到着。
クアラルンプールの蘭いっぱいの空港から小さな国内線に乗り換えコタキナバルへ。
コタキナバル空港に上陸
空港に降り立ち、外気に触れると、湿度を含んだ生暖かい空気に包まれたように感じました。コタキナバルの5月の平均最高気温は32℃。日本の夏日です。それに加えて熱帯性気候で高湿度。ロビーで現地ガイドのゲイリー氏が迎えてくれました。
10年前に野菜の取材旅行に来て以来、二度目のマレーシアです。
講師の安間繁樹先生のご著書『キナバル山〜ボルネオに生きる…自然と人と〜』には、キナバル山登頂に際し「どうか、再びこの地に戻って来られますように」と祈ったと書かれています。その下りを思い出し、私もこの地を再び踏めたことが嬉しく、数奇な巡り合わせに感謝の念を抱きました。
コタキナバル・シャングリラホテル
到着したその日は遅い時間で、コタキナバル空港近くのシャングリラホテルに泊まりました。
アクセスが良く便利なホテルです。建物や部屋はビジネスホテルといった感じのシンプルな作り。リゾートホテルのシャングリラとは別系統のようです。リゾートホテルのようなインテリアではなく寂しいものの、広くて快適でした。
このホテルでの入浴が入山前の最後の温水になるために、熱いシャワーを堪能しました。
翌朝、ホテルの周りを散歩。
周囲に生えているヤシの背の高さに南国に来たことを実感します。
朝食のビュッフェ。長時間移動の前なので少なめに。味は可もなく不可もなくでした。
コタキナバルからマリアウベイスンへ
マリアウベイスンへ行くルートはタワウから行くルートとコタキナバルからケニンガウ経由して行くルートの二つです。
私たちはコタキナバルからのルートで、車で6〜7時間かけてマリアウベイスンに向かいます。
朝食後、現地ガイドのゲイリー氏とドライバーがワゴン車でホテルまでピックアップに来ました。ワゴン車2台に分乗して出発。
マリアウベイスン入山手続き
「市街地からマリアウベイスンへの道のりは悪路」と、食虫植物研究会誌のマリアウベイスン探訪記事に書かれていました。しかし、現在ではアブラヤシの運搬のために道路が整備されていると聞きました。なるほど舗装路が続き、時折砂地がある程度でした。途中ケニンガウ、ナバワンにて休憩を挟みました。
マリアウベイスン入口に到着。天気は雨でした。
セキュリティーゲートに目立つ地名オブジェ。オブジェの前で記念撮影。
入口にある管理事務所。マリアウベイスンは自然保護区域で中に入るには許可を得る必要があります。橋場さんたちが全員の分の手続きを行います。その間私たちは待機&トイレ休憩。事務所の周りを散策しているとオジギソウの群生が目立っていました。
手続き終了後、施設のテラスでランチをいただきました。
チキンライスに目玉焼き、ジャックフルーツ。マリアウベイスンに来られた喜びと相まって、とても美味しいのでした。
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