8月国民宿舎 尾瀬ロッジ宿泊記|アクセス・料金・食事・設備レビュー

旅とフィールドワーク

晴れの日を狙って、8月上旬に1泊2日で尾瀬に行ってきました。この時期の植物観察と至仏山登山のために訪問。前回は尾瀬高原ホテルに宿泊しましたが、次回は尾瀬の中の山小屋に泊まってみたいと思い、今回「尾瀬ロッジ」を予約しました。

食虫植物(ムシトリスミレ)を見に1泊2日の尾瀬ソロハイク | ふしぎな食虫植物のせかい|木谷美咲
ムシトリスミレの花を撮りに行きたいと思い、12年ぶりに尾瀬に行ってきました。尾瀬はムシトリスミレが自生する場所のひとつです。ムシトリスミレの撮影は自分の課題でした。というのも、以前、赤城山でムシトリス...

尾瀬ロッジの要点と結論

実際に泊まってみて、尾瀬ロッジは尾瀬探索に利便性が高く、かつとても居心地の良い山小屋でした。鳩待峠から近い山の鼻エリアにあり、尾瀬ヶ原、至仏山へのアクセスが良いのが魅力。設備も必要十分な機能を備え、綺麗でした。さらに山の中と思えないほど食事が豪華で美味しい。個室で電源もあり、プライバシーも確保できて安心。また泊まりたいと心から思いました。

宿泊日/人数/天候:2025/8/8–9・1名・晴れ

ルート/所要:尾瀬戸倉→シャトル→鳩待峠→徒歩60分

IN/OUT:IN 16:00/OUT 6:40(公式:IN 14:00〜16:00/OUT 8:00)

部屋タイプ:個室(ちゃぶ台付き・布団シーツ有り)

料金:二食付 ¥17,000(オプションの昼食¥1,000)

支払い:事前クレジット決済

食事:夕 17:00/朝 6:00・早出弁当 可(チェックイン時)ランチ営業有り

設備:売店 6:00–18:00

電源・通信:有り・無料Wi-Fi

水回り:共用水洗トイレ・お風呂 16:00〜

良かった点:立地/食事/居心地/プライバシー確保

尾瀬ロッジの基本情報

山の鼻エリアの山小屋のひとつ「尾瀬ロッジ」

立地・チェックイン/アウト・部屋タイプ

山の鼻エリアに位置する「尾瀬ロッジ」。尾瀬には各エリアに山小屋が建っています。鳩待峠からのアクセスがよく、至仏山、尾瀬ヶ原へ行きやすい山の鼻エリア。このエリアには、「至仏山荘」「山の鼻小屋」「尾瀬ロッジ」と3つの山小屋があります。

至仏山荘
至仏山荘
山の鼻小屋
山の鼻小屋

チェックインの時間は14時から16時。チェックアウトは8時です。

部屋のタイプは宿泊人数によって変わるようですが個室でした。

設備(売店・電源・Wi-Fi・トイレ・風呂)

入り口に売店があり、Tシャツやグッズ、飲料やスナック菓子などが売っていました。売店の営業時間は6時から18時とのこと。

電源は部屋にあり、おかげで携帯を充電することができました。

Wi-Fiは無料Wi-Fi「OZE GREEN Wi-Fi」が使えますが、正直微弱です。auとdocomoは繋がるそうですが、私はSoftBankでほぼ繋がりませんでした。そのため、微弱でもwifiが有り難かったです。

トイレは部屋にはなく共用。ウォシュレットがあり綺麗です。

お風呂は男女別にあり、この日は16時から入ることができました。

アクセスと行き方

鳩待峠の山の鼻へ行く入り口

尾瀬戸倉からシャトルバスで鳩待峠まで行き、鳩待峠から歩いて60分ほどで着きます。鳩待峠からは下りで歩きやすい道です。

公共交通(シャトルバス・乗合タクシー)と料金

シャトルバス・乗合タクシーのチケットは尾瀬戸倉の待合所にある券売機で購入することができます。料金は1300円。乗車時間は30分ほど。山道はややカーブが多いです。

モデルコース(行程)

1日目:到着〜尾瀬ヶ原散策

尾瀬ロッジに到着した後は荷物を預けて、燧ヶ岳に向かって尾瀬ヶ原を探索することができます。どこで折り返すかは到着時間次第ですが、尾瀬らしい景色を堪能することができます。

湿原に大小の池塘。多くの湿性植物を眺めながら気持ちの良い木道を進みました。

ヒツジグサが浮かぶ池塘
ヒツジグサの花

2日目:山の鼻〜至仏山〜鳩待峠

尾瀬ロッジは至仏山へのアクセスが良いのも魅力です。山の鼻から至仏山へ登り、小至仏山を経てオヤマ沢田代を経由し、鳩待峠に降りることができます。尾瀬ヶ原と至仏山と両方を楽しめる素晴らしい立地です。

部屋&設備レビュー

山小屋は2階建てで1階にお風呂、食堂があり、2階に囲うように部屋、洗面所、トイレがありました。

部屋の広さ・寝具・コンセント・静音性

宿泊人数により部屋のタイプが異なるようですが、1人旅でこの個室に泊まることができました。混雑状況により1名の場合、相部屋になる場合もあると公式サイトには書かれています。

4畳半の和室で、押し入れが2箇所あり、中に寝具が収納されていました。敷き布団、掛け布団、シーツ、枕、毛布があり、特にインナーシーツを持参する必要がありません。とても快適でした。

部屋にはコンセント(2穴)があり、充電も可能です。

静音性ですが、ドアの開け閉めや外を歩く音は聞こえます。風情だと思って味わうのが旅の醍醐味でしょう。

ヌカ蚊の注意書き

夜間電気をつけ、窓を開けていると、ヌカ蚊という虫が入ってくるそうで、刺されると痛痒いとのこと。網戸もすり抜けてしまうそうです。チェックイン時に注意を受けましたが、部屋にこの注意書きが掲示されているほど。幸いなことに、朝晩気温が低かったので窓を開けることはほぼありませんでしたので、ヌカ蚊に襲撃されることはありませんでした。後学のために、どんな虫か見ては見たかったです。

Wi-Fi・電波状況

電波は諦めていましたが、無料Wi-Fi「OZE GREEN Wi-Fi」が使えます。ただし微弱でよく途切れますし、速度も遅いです。docomoとauは繋がるようですが、私が使用しているSoftBank回線は繋がりませんでした。

お風呂

女湯しかわかりませんが、混雑緩和のために定員(3名)があり、待って入浴しました。お風呂場はそれほど大きくありませんが、体が温まるのが嬉しく、くつろげました。備え付けに一体型のソープがありましたので使わせていただきました。

尾瀬ロッジでの食事

朝食も夕食も1階の食堂で決まった時間に全員で食事を取ります。食事の時間には館内放送が流れ、学生時代の林間学校を思い出し、懐かしさを感じました。

食堂には大きな名がテーブルが3列配置され、席が決まっていました。席には部屋番号の札が置いてあります。1人客はなんとなく1人客と一緒に、グループはグループでといった感じに配慮いただき席が決められているようでした。私の他にも1人客は5組いて、他家族連れと思われるグループが4グループほどでした。

尾瀬の山小屋夕食|宿泊者向けの食事内容

「お夕飯の用意ができました」と館内放送とともに食堂に行くと、既にテーブルに食事を配膳していただいていました。入り口にご飯が盛られたご飯茶碗が並び、好きな量のご飯を持って席に着きます。この日のメニューは「エビフライ、菜の花の胡麻和え、サラダ、カボチャサラダ、柴漬け、フルーツ、饅頭、ボルシチ、牛肉と野菜の陶板焼き」品数が多くとても豪華です。どれも、とっても美味しかったです。

品数の多さが嬉しい夕食。ボルシチの酸味が疲れた体に沁みる
ボリュームたっぷりの陶板焼き。ポン酢でいただく

食堂に手描きのメニューのイラストが飾られていました。こちらも素敵です。

尾瀬の山小屋の朝食

6時に食堂でいただくことができますが、その前の時間に出発したい方は事前に申し出ることによってお弁当にしてもらえます。

食堂で食べる場合もお弁当のケースに入っていて、持っていくこともできます。飲み物は野菜ジュース、果物のジュースを選ぶことができました。

メニューはおにぎり2個。具は昆布と梅干し。唐揚げ、ブロッコリー、トマト、卵焼き、花豆。どれも本当に美味しく、特に甘い卵焼きが体に染み渡るようでした。おにぎりが本当に美味しくて、帰ってからもおにぎりが恋しくなり、作って食べました。最後の晩餐はおにぎりがいい。

美味しいおにぎり
最高のおかず

おかずは好物全部盛り。こんな朝ごはんを食べたらその日1日を元気に過ごせますね。

飲料

食堂の前の休憩所にお茶が置いてあり、容れ物を持っている人は詰めていいとのことでした。水筒を持参している方はいただくことができる有難いサービスです。

予約の取り方・料金

予約はウェブと電話で取ることができます。私はウェブで予約しました。ウェブからだと事前決済できるのが便利です。

尾瀬ロッジ予約ページ

料金はこちらです。

素泊まり1泊 大人¥12,000/1人 子供¥9,000/1人

1泊2食付き1名 大人¥17,000/1人 子供¥13,500/1人

1泊2食付き2名 大人¥16,500/1人 子供¥13,500/1人

1泊2食付き3〜6名 大人¥16,300/1人 子供¥13,500/1人

1泊2食付き7名〜 大人¥16,000 /1人 子供¥13,500/1人

8月の尾瀬の見どころ

尾瀬ヶ原エリアの景色と植物

尾瀬ヶ原では多くの湿性植物を観察できます。朝晩の気温が下がるので避暑にも最適でしょう。

コオニユリ
色鮮やかなコオニユリ
オゼミズギク
ナガバノモウセンゴケ
ナガバノモウセンゴケ

尾瀬ヶ原では食虫植物のナガバノモウセンゴケを広範囲で見ることができます。ナガバノモウセンゴケが自生するのは国内では尾瀬と北海道のみ。この希少な植物を間近で観察できるのは嬉しいです。湿原が赤く染まる様子は非常に美しいです。

山の鼻〜至仏山エリアの景色と植物

至仏山へのアクセスが良い尾瀬ロッジ。至仏山は日本百名山の一つ。標高は2,228mあり、蛇紋岩で形成されるここでは多くの希少な高山植物が自生しています。

キンコウカ
キンコウカ
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
ハクサンシャジン
ホソバコゴメグサ
ムラサキタカネアオヤギソウ
ホソバキソチドリ
ホソバキソチドリ

持ち物リスト

必携

実際に持って行ったものを記録します

  • ザック
  • 帽子
  • トレッキングポール
  • 登山用グローブ
  • 登山用靴下
  • レインウェア
  • 防寒着
  • 地図
  • 行動食(塩キャラメル・塩タブレット)
  • カメラ
  • 充電器
  • モバイルバッテリー
  • ヘッドランプ
  • 手拭い
  • ゴミ袋
  • ヘッドランプ
  • 熊鈴

8月でも朝晩に気温が10℃くらいになり、防寒着を着て寝ました。持参して良かったです。また、登山の際にも標高が高い場所で冷え込み、着ることになりました。防寒着を持っていない方が寒そうにしていました。

モバイルバッテリーを持参しましたが、使いませんでした。しかし、何かあった時のためにあった方が安心ですね。ヘッドランプも使いませんでしたが、これもあったほうが良いと思います。

色々な方にアドバイスをいただき、こちらを実際に使っています。ご参考までに。

MILLET(ミレー) 防水ジャケット【レディース】ティフォン ストレッチ ジャケット MIV03207レディース
高いプロテクションと快適な着心地を両立した、ミレーのロングセラー高機能レインジャケット。非常に高い透湿性を備えた独自開発の3層防水透湿素材は、今シーズンはさらに耐水圧が向上し、あらゆる天候で衣服内を常...
MILLET(ミレー) 防水パンツ【レディース】 ティフォン 50000 ストレッチ パンツ MIV01509レディース
高い防水透湿性を備えたレインパンツ。登山に必要とされる高い耐水圧と耐久撥水加工によって激しい雨でも身体を濡れから守り、非常に高い透湿性と裏地のしなやかな15Dニット素材によって、天候に関わらず衣服内の...
レキ(LEKI) アウトドア 登山 トレッキング ポール クレシダ/クレシダ AS/クレシダ FX カーボン/クレシダ FX カーボンAS展開
「クレシダ FX カーボン AS」のアンチショックシステムを省いたバリエーションモデルです。シャフトをフルカーボン仕様にすることで、軽量化、スイングバランスを重視。またグリップ、サイズ長が短いため小柄...

尾瀬ロッジであって良かったもの

  • 水筒
  • 歯ブラシ
  • 冷感タオル

尾瀬ロッジでお茶をいただけるので水筒を持っていると入れることができます。

日が照ると暑くなるので冷感タオルがあると私は楽でした。

チェックイン時にタオルはいただけましたが歯ブラシはないので持参した方が良いでしょう。

まとめ:尾瀬の山小屋に泊まって感じたこと

1泊お世話になり、とても居心地が良かったです。ビジネスホテルのように無機質ではなく、温かみがある一方で、プライバシーは確保されていて、そのバランスが絶妙でした。

なんといっても食事が美味しい!理想のお弁当のような朝食、品数が多くて豪華な夕食。思いだすとまた訪ねたくなります。

尾瀬で楽しむ!食虫植物(ナガバノモウセンゴケ) | ふしぎな食虫植物のせかい|木谷美咲
世界中に自生する食虫植物。600種類ある食虫植物の内、22種類の食虫植物が日本に自生しています。食虫植物が育つ環境は限られているため、局所的に自生し、食虫植物の自生地が日本全国に点在しています。北は北...

植物旅にこちらの旅館もおすすめです

コメント

タイトルとURLをコピーしました